ヘルペス
ヘルペスとは
ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)による感染症です。主に「口唇ヘルペス」と「性器ヘルペス」に分けられます。
一度感染するとウイルスは体内に潜伏し、完全に消えることはなく、体調不良やストレスなどをきっかけに再発することがあります。
多くの方は感染していても症状が出ないこともありますが、発症すると痛みを伴う水ぶくれやただれが現れます。
原因
ヘルペスの原因は単純ヘルペスウイルスです。主に以下のような経路で感染します。
- キスや接触による感染
- タオル・食器などの共用
- 性行為による感染
皮膚や粘膜の小さな傷から侵入し、感染が成立します。特に免疫力が低下していると感染・再発しやすくなります。
症状
ヘルペスの症状は、感染から2〜12日ほどで現れることが多いです。
- ピリピリ・チクチクした違和感
- 小さな水ぶくれ(集まってできる)
- 痛み・かゆみ
- 発熱・だるさ(初感染時)
症状が出ないまま経過する方も多く、気づかないうちに感染していることもあります。
感染性
ヘルペスは感染力が比較的強く、症状が出ている時期は特に注意が必要です。
- 水ぶくれやただれに触れる
- 唾液を介する接触
- 性器同士の接触
症状がある間は、他人への感染リスクが高くなります。
治療
ヘルペスの治療には抗ウイルス薬を使用します。
- 内服薬(飲み薬)
- 外用薬(塗り薬)
特に、症状が出てから早期(2〜3日以内)に治療を開始することで、回復が早くなり、症状も軽くなります。
なお、保険診療上、内服薬と外用薬は同時に処方できない場合があります。
自然に治る?
ヘルペスは自然に治ることも多く、通常は1〜2週間ほどで症状は改善します。
ただし、以下の場合は医療機関の受診をおすすめします。
- 痛みが強い
- 範囲が広い
- 初めての発症
- 発熱や全身症状がある
再発について
ヘルペスは再発しやすい特徴があります。
再発のきっかけとしては以下が挙げられます。
- 疲労・ストレス
- 発熱
- 紫外線
- 免疫力の低下
再発を繰り返す場合は、予防的な内服治療を検討することもあります。
予防
ヘルペスの予防には、日常生活での注意が重要です。
- タオルや食器の共有を避ける
- 症状がある人との接触を避ける
- 体調管理(睡眠・栄養)
完全に防ぐことは難しいですが、感染リスクを下げることは可能です。
受診の目安
以下のような場合は、早めにご相談ください。
- 水ぶくれや痛みがある
- 症状が広がっている
- 初めての症状で不安
- 何度も繰り返している
当院では、症状や状態に応じて適切な治療をご提案いたします。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
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