足立区特定健診
「そろそろ健診、受けないとなぁ」と思いながら、受診券の黄色い封筒を引き出しにしまっていませんか。竹ノ塚駅前クリニックの外来でも、「去年の受診券、期限が切れちゃって…」というご相談を毎年のようにお受けしています。
足立区が実施している特定健診(40〜74歳)・後期高齢者医療健診(75歳以上)は、自己負担無料で受けられる生活習慣病チェックの機会です。当院は足立区医師会との契約に基づき実施医療機関として登録されており、竹ノ塚駅東口徒歩3分という立地からお仕事帰りや週末にもお立ち寄りいただけます。
このページでは、予約方法・持ち物・所要時間・当日の流れ・結果の見方を、実際に外来で多いご質問に沿ってお伝えします。
こんな方は、ぜひ受診をご検討ください
- 足立区から黄色い封筒(受診券)が届いている
- ここ数年、健診を受けていない/受診券の期限を過ぎてしまった
- 仕事が忙しく、平日の日中に休みが取りづらい
- 血圧・血糖・コレステロールが気になり始めた
- 体重や腹囲が増えてきた、疲れやすくなった気がする
- 特定健診と同時に、がん検診もまとめて済ませたい
▶ 03-5831-5755 でご予約ください(特定健診は予約制)
当日の所要時間はおよそ60分。空腹での来院が望ましいですが、お仕事のご都合で難しい場合は食後でも検査は可能です。
健診を受ける意味と足立区の現状
生活習慣病の怖いところは、かなり進行するまで自覚症状がほとんど出ないところです。血圧も血糖も脂質も、本人は「普段通り元気」と思っているあいだに、血管の中では静かに変化が進んでいきます。
足立区が公表しているデータでは、特定健診で血圧やHbA1c(糖尿病の指標)を測ると、およそ2人に1人に何らかの異常が見つかると報告されています。決してめずらしいことではなく、むしろ「普通に暮らしていて普通に引っかかる」ものです。
だからこそ、年に1回の健診が「車の車検」にたとえられます。走行中は気づかないちょっとした不具合を、早めに拾い上げる機会。竹ノ塚エリアでも、健診をきっかけに高血圧や糖尿病の治療につながった方、逆に「思ったより数値が良くて安心しました」と帰っていかれた方、どちらもいらっしゃいます。
対象となる方(令和8年度)
| 健診名 | 対象 | 対象年齢 |
|---|---|---|
| 足立区国保特定健診 | 足立区国民健康保険に加入している方 | 40歳〜74歳 |
| 足立区後期高齢者医療健診 | 後期高齢者医療制度に加入している方 | 75歳以上(65〜74歳で一定の障がい等により認定された方を含む) |
| 社保扶養者特定健診 | 足立区に住民登録があるご家族の扶養に入っている方 | 40歳〜74歳 |
対象の方には、足立区から黄色い封筒で受診券が郵送されます。令和8年度分は2026年5月14日以降に発送予定です。封筒が届いたら、中の受診券に記載された有効期限までに受診してください(通常、翌年1月末までが期限ですが、発行時期によって異なります)。
社会保険にご加入の方へ
会社員や公務員の方は、勤務先の健康診断に特定健診に相当する項目が含まれていることが一般的です。扶養に入っているご家族は、加入している健康保険組合から受診券が届きます。社保の場合は受診可能な医療機関が指定されている場合があるため、当院で受診可能かどうかは、事前にご加入の会社または保険組合へご確認ください。
健診の対象外となる場合
以下に該当する方は、足立区の健診対象とはなりません。個別に健康診断を希望される場合は、当院の自費健康診断のご案内をご参照いただくか、お電話でご相談ください。
- 妊娠中または出産後1年以内の方
- 病院・診療所に6か月以上継続入院中の方
- 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院、障害者支援施設等に入所中の方
- 健診実施年度の12月以降に足立区国保の資格を取得した方
検査項目と所要時間
足立区特定健診の基本的な検査項目は、以下の通りです。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 問診 | 既往歴・服薬歴・生活習慣(食事・運動・喫煙・飲酒・睡眠) |
| 身体計測 | 身長・体重・BMI・腹囲 |
| 診察 | 血圧測定・医師による診察 |
| 尿検査 | 尿糖・尿蛋白 |
| 血液検査 | 血中脂質(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール)、肝機能(AST・ALT・γ-GTP)、血糖(空腹時血糖またはHbA1c)、腎機能(血清クレアチニン・eGFR)、貧血、尿酸 |
| 心電図 | 安静時12誘導心電図 |
| 胸部X線 | 肺・心臓の陰影を確認 |
受診券に「眼底検査実施あり」と記載されている方、または来院時の血圧が収縮期140かつ拡張期90 mmHg以上の方には、眼底検査を追加でご案内する場合があります。当院内で対応できない場合は、近隣の眼科をご紹介します。
所要時間の目安
混雑状況にもよりますが、おおよそ60分で一通り終わります。仕事のお昼休みに全部済ませるには少し厳しいですが、午前中の早い時間帯や土曜の午前にお越しいただくとスムーズです。
予約から受診当日までの流れ
1. 予約
特定健診は予約制です。03-5831-5755 までお電話ください。同時にがん検診も受けたい方は、予約時にその旨をお伝えいただけるとスムーズです。
2. 事前準備
- 黄色い封筒の中の質問票を、鉛筆でご記入ください(読み取りの都合で鉛筆指定です)
- 可能であれば、最後の食事から10時間以上あけてご来院ください。空腹時の方が、血糖値と中性脂肪の値がより正確に出ます
- 水やお茶などカロリーのない水分は、空腹時であっても問題ありません
- お仕事の都合で食後になる場合は、そのままお越しください。食後でも検査は可能です
- 着脱しやすい服装で。心電図やX線検査で上衣を脱ぐ場面があります
3. 当日持参するもの
- 足立区から届いた黄色い封筒の中の受診券と質問票兼受診票
- 有効期限内のマイナンバーカードまたは資格確認書
- 服用中のお薬がある方はお薬手帳(任意ですが、問診がスムーズになります)
- がん検診も受ける場合は、がん検診の書類も一緒にお持ちください
受診券とマイナンバーカード(資格確認情報)の番号や住所が一致していないと、健診を実施できない場合があります。転居・転職など直近で変更があった方は、事前に保険者へご確認ください。
4. 検査当日
当院受付で書類をお出しいただき、問診・身体計測・採血・尿検査・心電図・X線と順番に回ります。途中、医師による診察があります。所要時間は60分前後。貴金属などの装飾品は、検査の邪魔にならないよう、できればご自宅に置いてきていただけると安心です。
5. 結果のお渡し
結果は、特定健診受診から約1か月後にお渡しします(大腸がん検診を同時に受けた場合は、その結果が揃ってからとなります)。結果票ができあがったら、改めてご来院いただき、医師から直接ご説明します。電話やメールでのお伝えはしていません。
同時に受けられるがん検診
足立区では、特定健診と同日に以下のがん検診を受けていただけます。一度の来院で複数の検査を済ませられるのは、忙しい方にはありがたい仕組みです。当院で実施可能なのは以下です。
- 大腸がん検診:便検査を2日間ご自宅で採取し、容器を当院へご持参いただきます
- 胃がんハイリスク検診:ピロリ菌感染とペプシノゲン値から胃がんリスクを評価する血液検査です
- 前立腺がん検診:PSA(前立腺特異抗原)を採血で測定します
- 肺がん検診:胸部X線を用いた検査です
- 肝炎ウイルス検診:B型・C型肝炎ウイルスの感染歴を採血で確認します
がん検診は対象年齢や受診間隔がそれぞれ決まっています。ご自身が対象かどうかは、区から届く書類または足立区健診・検診ガイドでご確認いただくか、予約時にお問い合わせください。
▶ 特定健診+がん検診のまとめ受診も03-5831-5755 までどうぞ
結果の見方と、数値が引っかかったとき
結果票には、基準値と一緒に「A(異常なし)」「B(軽度異常)」「C(要経過観察)」「D(要再検査・要医療)」といった判定が記載されます。足立区の健診では、およそ半数の方に何らかの所見が見つかるのが実情です。「引っかかった=病気」ではなく、「詳しく見てみましょう」というサインと捉えてください。
とくに放置しないほうが良いサイン
- 血圧:収縮期140かつ拡張期90 mmHg以上/家庭血圧で収縮期135かつ拡張期85 mmHg以上
- 血糖:空腹時血糖126 mg/dL以上、またはHbA1c 6.5%以上
- LDLコレステロール:140 mg/dL以上
- 中性脂肪:空腹時150 mg/dL以上、または随時175 mg/dL以上
- 尿蛋白:(±)以上が続く場合
- eGFR:60未満(腎機能の低下を示唆)
当院は竹ノ塚・足立区で内科(高血圧・糖尿病・脂質異常症)の診療も行っています。健診で気になる結果が出たときは、結果説明の際にそのまま治療のご相談まで進めます。
よくあるご質問
Q1. 特定健診の費用はいくらかかりますか?
足立区国保特定健診・後期高齢者医療健診ともに、自己負担は無料です。同時に受けるがん検診も、多くは無料または少額の自己負担で受けられます(検診の種類・年齢によって異なります)。
Q2. 予約なしで当日受診できますか?
当院では特定健診は予約制としています。採血や心電図、X線の準備がありますので、必ず事前に03-5831-5755 までお電話ください。
Q3. 受診券を紛失・破棄してしまいました。どうすればよいですか?
足立区の国民健康保険課保健事業担当(電話:03-3880-5018)へ直接ご連絡ください。再発行の手続きが可能です。当院では再発行の対応はできませんのでご了承ください。
Q4. 朝食を食べてしまったのですが、受診できますか?
可能です。ただし、空腹時に測定した方が血糖値や中性脂肪の値がより正確になるため、できれば10時間以上あけてからの来院を推奨しています。食後採血の場合は、基準値が空腹時と一部異なります(中性脂肪は随時175 mg/dL以上が基準)。予約時に「食後になりそうです」とお伝えいただければ、当日の対応をご案内します。
Q5. 結果が出るまで1か月かかるのはなぜですか?
採血結果は数日で出ますが、区の特定健診では、集計・判定・区への報告・結果票作成といった事務フローが入るため、ご本人へのお渡しまでに約1か月かかります。気になる項目があれば、結果票ができあがる前に電話でお問い合わせいただくことも可能です。
Q6. 結果票の「D判定」が出たら、また別の病院にかからないといけませんか?
いいえ、そのまま当院で治療のご相談まで進めていただけます。当院は内科の診療も行っていますので、高血圧・糖尿病・脂質異常症・腎機能低下などはその場で詳しくお話しできます。専門的な検査や治療が必要な場合のみ、適切な医療機関へご紹介します。
Q7. 昨年の受診券の期限を過ぎてしまいました。今年は受けられますか?
昨年分の受診券での受診はできません。今年度分の受診券が新たに郵送されますので、届き次第、有効期限内に受診してください。令和8年度は2026年5月14日以降に順次発送されます。
Q8. 会社の健診も受けていますが、特定健診も必要ですか?
会社の定期健診に特定健診相当の項目が含まれていれば、結果を保険者(加入している健保組合)に提出することで、特定健診の代わりになります。勤務先の健診項目に不足がある場合、追加で特定健診の受診が必要になることもあります。不明な点は保険者へお問い合わせください。
Q9. 土曜日は受けられますか?
はい、当院は土曜も診療しています(9時〜12時/13時〜15時)。平日ご都合がつかない方も、土曜の枠でご予約いただけます。混雑する時期は予約が埋まりやすいので、お早めにお電話ください。
▶ ご予約はこちら:03-5831-5755(特定健診は予約制/診療のご相談はWeb予約も可)
対応エリア
竹ノ塚駅東口から徒歩3分、ヤマダデンキ足立竹の塚店近くという立地から、足立区および近隣自治体にお住まいの方にご利用いただいています。
- 足立区:竹の塚、西新井、保木間、伊興、六町、舎人、谷在家、花畑 ほか
※足立区の特定健診・後期高齢者医療健診は、足立区国民健康保険または後期高齢者医療制度にご加入で、足立区から受診券が届いた方が対象です。
クリニック情報
- 院名:竹ノ塚駅前クリニック 内科小児科皮膚科
- 院長:中島 義之(プライマリケア認定医/内科認定医/救急専門医)
- 住所:〒121-0813 東京都足立区竹の塚6-11-1 T・キューブ1階
- アクセス:東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」東口 徒歩3分(ヤマダデンキ足立竹の塚店近く)
- 電話:03-5831-5755
診療時間
| 曜日 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| 月曜〜金曜(木曜を除く) | 9時00分〜13時00分 | 15時30分〜18時30分 |
| 土曜 | 9時00分〜12時00分 | 13時00分〜15時00分 |
| 休診日 | 木曜・日曜・祝日 | |
▶ 足立区特定健診のご予約は電話のみ:03-5831-5755
黄色い封筒が届いたら、そのままお電話いただくのが一番スムーズです。「今年も無事受けられた」という安心を、竹ノ塚で。
参考文献・情報源
本記事は執筆時点の公的情報および国内診療指針に基づいて作成しています。
足立区・公的情報
- 足立区「特定健診・後期高齢者医療健診」
https://www.city.adachi.tokyo.jp/datahealth/fukushi-kenko/kenko/tokuteikenshin.html - 足立区「特定保健指導」
https://www.city.adachi.tokyo.jp/datahealth/fukushi-kenko/kenko/specifichealthguidance.html - 足立区「健康診査(検診・検査)トップページ」
https://www.city.adachi.tokyo.jp/datahealth/fukushi-kenko/kenko/medicalcheckup.html
厚生労働省・国の指針
- 厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html - 厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000194155_00004.html - 厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き(第4.3版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001496685.pdf - 厚生労働省 e-ヘルスネット「特定健診・特定保健指導」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
国内ガイドライン
- 日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」
https://www.jpnsh.jp/ - 日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン」
http://www.jds.or.jp/ - 日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」
https://www.j-athero.org/jp/jas_gl2022/
最終更新日:2026-04-24
