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亀頭包皮炎

亀頭包皮炎は亀頭や包皮といった男性のペニスの炎症です。ここでは成人の方の亀頭包皮炎に限定してお話いたします。恥ずかしいなどで悪化してから来院されることも多いです。受診が心配、恥ずかしい、という気持ちよくわかります。できる限り安心していただけるように情報を提供しようと思います。

 

原因

原因のほとんどは感染症です。ペニスの不衛生な状態で起きることが多いです。亀頭に汗やアカ、皮膚の角質などがたまり感染症を引き起こします。感染の原因としてはカンジダというカビ菌が最も多いです。他にもたくさんの種類の細菌やヘルペスウィルスが原因で起こることがあります。また、感染症以外では皮膚の病気(具体的には湿疹、アレルギー、乾癬など)、がん、薬が原因のことも稀にあります。

 

感染経路

感染症が原因のことがほとんどですのでうつることがあります。しかし人からもらって感染するよりも自分のペニスを清潔に保っていないため感染することが多いようです。

 

リスク

亀頭包皮炎になりやすい人は糖尿病、肥満、体がむくみやすい病気(心不全、肝硬変、腎臓病)があります。また、ズボンのチャックで怪我をして感染することもあります。

 

症状

亀頭包皮炎の症状は亀頭や包皮の痛みやかゆみです。症状は大体3〜7日で悪化してきます。見た目は亀頭や包皮が赤くはれてきます。原因となる菌によってはチーズのかすのような膿がついたり、亀頭に傷ができたりします。いくつかのパターンから原因を下のように推測します。

  • 糖尿病やHIVにかかったことがある、また見た目が白いチーズのかすのようなものがある場合にはカンジダ菌の感染症を疑います。
  • 膿が出たり、腐ったような臭いがする場合にはバイ菌の感染を疑います。
  • 性感染症のリスクがある場合にはトリコモナス、ヘルペス、ヒトパピローマウィルス、マイコプラズマ ジェニタリウム、疥癬というさまざまな原因が考えられます。
  • 水膨れや傷がある場合には梅毒やヘルペスを考えます。

このように様々な原因が考えられるためすぐに治療でよくならないこともあります。

 

自然治癒について

自然治癒を期待して放っておくとずっと炎症が続くことで包皮の出口部分が異常に狭くなり亀頭が出せなくなることがあります。これによって排尿や衛生面で問題が出ることもあります。また、放っておくと炎症が悪化してむくみがひどくなり包皮がはれすぎて亀頭を締め付けて強烈な痛みが出ることがあります。その場合には緊急処置が必要になるため総合病院に救急受診が必要になります。自然治癒への期待は低いですので、悪化してしまう前に早めに相談をするようにしましょう。

 

治療法

治療薬は原因によって異なります。原因がカンジダの可能性が高い場合にはカビをやつける塗り薬を1〜3週間塗ります。細菌が原因の場合には抗生物質の塗り薬を2週間ほど塗ります。また場合によっては2種類以上の原因菌が一緒に感染してくることもあり、1回の受診で治らないこともあります。つらいと思いますがよくなるまで定期的に受診をするようにしましょう。原因が特定できない場合にはまずペニスの衛生状態を清潔にすることが大事です。詳細は下記予防の欄をご確認ください。

 

感染予防について

ペニスを清潔に保っておくことで亀頭包皮炎になる可能性を減らすことができます。毎日ペニスを石鹸と水で洗うようにしましょう。包茎の方の場合は包皮をしっかりむいてから洗い、そしてお風呂から上がったらタオルで拭いて乾いた状態にしておくようにしましょう。ただし、ペニスを清潔に保つことは重要ですが過度にこすりすぎないようにしましょう。熱すぎないお湯で洗うようにしてください。また、石鹸はあまり刺激性が強い物は使わないようにして、優しく洗ってください。

 

いかがでしたでしょうか?亀頭包皮炎は悪化すると大変なことになることもあります。我慢せずなるべく早く当院で相談いただけると幸いです。

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