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尿道炎

尿道炎とは

尿道炎は、尿が通る管である尿道に炎症が起こる病気です。男女を問わず発症する可能性がありますが、特に男性に多くみられます。主な原因は細菌感染であり、性感染症として知られる淋菌やクラミジアなどが関与することが多いとされています。

一方で、すべての尿道炎が性感染症によるものとは限らず、刺激や物理的な要因などによって炎症が起こる場合もあります。そのため、症状がある場合は自己判断せず、適切な評価を受けることが重要です。

原因

尿道炎の原因は主に感染症であり、特に性感染症の原因菌が多くを占めます。代表的なものとして、淋菌クラミジアが挙げられます。

その他にも、非淋菌非クラミジア感染症として、ウレアプラズマ、マイコプラズマ・ジェニタリウム、トリコモナスなどが原因となることがあります。ただし、1回の検査ですべての原因菌を特定できるわけではなく、原因が特定できないケースも少なくありません。

また、感染症以外にも、刺激の強い石けんの使用や物理的な刺激(摩擦など)によって尿道に炎症が起こることもありますが、これらのみで診断を確定することは難しく、感染症の評価が重要となります。

症状

尿道炎では以下のような症状がみられることがあります。

  • 排尿時の痛み(しみる・焼けるような感覚)
  • 尿道のかゆみ・違和感
  • 尿道からの分泌物(透明・白色・黄色の膿など)
  • 頻尿・尿意切迫
  • 血尿

ただし、症状の出方には個人差があり、自覚症状がほとんどない場合もあります。報告では、淋菌感染の約5〜10%、非淋菌性尿道炎では約40%以上が無症状とされています。

淋菌感染では膿が多く出る傾向があり、クラミジアでは軽い痛みや違和感のみのこともありますが、症状だけで原因を特定することはできず、検査が必要となります。

また、性器の潰瘍や強い痛みを伴う場合には、単純ヘルペス感染症の可能性も考慮されます。

診断・検査

尿道炎が疑われる場合は、尿検査を中心に原因の評価を行います。尿中の炎症反応や細菌の有無を確認し、必要に応じて追加の検査を実施します。

検査結果の判明には数日かかることが一般的で、原因が特定できない場合には培養検査などを追加することもあります。培養検査では、原因菌の特定に約1週間程度かかることがあります。

なお、自覚症状がない場合の性感染症検査については、保険適用外となるケースがあります。

治療

尿道炎の治療は、原因に応じて行われます。細菌感染が原因の場合は抗生物質による治療が基本となります。

淋菌やクラミジア感染の場合、1回の治療で症状が改善しても完全に治癒していないことがあるため、治療終了後に再検査を行うことが推奨されます。一般的には治療後1ヶ月前後での確認が必要です。

また、再感染のリスクが高いため、治療から3ヶ月後の再検査も推奨される場合があります。

注意点

性感染症が原因の場合、パートナーも同時に検査・治療を行わないと再感染を繰り返す可能性があります。

また、治療開始後少なくとも7日間、かつ症状が消失するまでは性行為を控えることが重要です。症状が軽快しても菌が残っている可能性があるため、自己判断での中断は避けましょう。

放置すると、前立腺や精巣への炎症の波及など、合併症につながることがあります。

感染予防

尿道炎の予防には、性行為時のコンドームの使用が重要です。コンドームは感染症を防ぐ有効な手段の一つですが、完全にリスクを排除できるわけではありません。

また、パートナーに症状がある場合は性行為を控えることも重要です。定期的な検査や早期の対応が、感染拡大の予防につながります。

当院での対応について

当院では、尿道炎の初期診療およびクラミジアや淋菌などの検査・治療に対応しております。

専門的な治療が必要と判断される場合には、適切な医療機関へのご紹介も可能です。症状がある場合やご不安な点がある場合は、お気軽にご相談ください。

121-0813
東京都足立区竹の塚6-11-1  T・キューブ1階

東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」東口3分

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