マンジャロダイエット
マンジャロによる医療ダイエットのご案内
近年、肥満や過体重に悩む方々の間で注目を集めている「マンジャロ」は、週1回の皮下注射で食欲を抑え、自然な体重減少を促す新しい医療ダイエット法です。足立区竹ノ塚にある当クリニックでは医師の管理のもと、メリットとデメリットを説明し、マンジャロでのダイエット治療を自費で提供しております。しっかり体重が落ちるというメリットは大きい薬ですがデメリットの副作用なども起こりえます。薬を処方して終わり、ではなくきちんと事前に使える体の状態かチェック、注射を終了するタイミングを相談し治療を行い「安心」を大事にしております。経験豊富な院長が診療するマンジャロダイエット外来で相談してみください。
マンジャロは自費診療のため、全国どこからでも受診いただけます。当院へは足立区内のほか、草加市・越谷市・八潮市・三郷市・川口市・葛飾区など近隣からお越しの患者さんもいらっしゃいます。
この記事の執筆・監修:院長 中島 義之(プライマリ・ケア指導医・内科認定医・救急科専門医)/最終更新日:2026年9月7日 ▼料金表へジャンプ
マンジャロによる医療ダイエットをご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。
診察はウェブ予約(下記)から可能です。予約が空いていない場合には直接お越しください。
はじめての方へ:安心してご相談いただくために
- 「話だけ聞いて決めたい」でも、もちろん大丈夫です。診察で説明を聞いたあと、「今回はやめておきます」で構いません。お薬をお受け取りになる前であれば、処方をキャンセルできます。診察・ご説明のみで処方をお受けにならない場合も、お薬をお受け取りになる前のキャンセルの場合も、費用はいただいておりません。
- 比較的空いているのは平日10〜11時台・16〜17時台です(木曜は休診)。ゆっくり相談されたい方は、この時間帯がおすすめです。
- 他院でマンジャロを処方されている方の切り替えもご相談いただけます。その際は、お薬手帳など現在の用量がわかるものをお持ちください。ただし診察の結果、安全に使える状態と確認できないときは、前医で処方されていた場合でも当院では処方を行わないことがあります。
マンジャロとは?
マンジャロは、GIP(胃抑制ポリペプチド)およびGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)受容体作動薬という薬で、元々糖尿病の治療薬として開発されました。これら二つのホルモン受容体に作用することで、血糖値のコントロールだけでなく、食欲の抑制や満腹感の持続といった効果が期待され、痩せ薬やダイエット目的でも近年使用されています。
マンジャロのダイエット効果は?
臨床試験(SURMOUNT-1試験)では、マンジャロ5mgの週1回投与により、肥満・過体重の方の平均体重が約15%減少し、約85%の方が5%以上の体重減少を示したと報告されています。ただしこれは5mg群の結果であり、投与量・生活習慣・体質によって効果は異なります。マンジャロは国内では2型糖尿病の治療薬として承認された薬で、体重管理を目的とした使用は保険適用外の自費診療です。
マンジャロはどのようにして体に作用するのか?
マンジャロは、食事をしたときに腸から自然に出るホルモン「GIP」と「GLP-1」の働きを再現する注射薬です。この2つのホルモンは、脳に「もうお腹いっぱいですよ」と伝えたり、胃の動きをゆっくりにして満腹感を長く保つ働きがあります。マンジャロはその作用を強めることで、自然と食欲を抑え、食べすぎを防ぐ効果が期待できます。
健康な方が使用する場合の注意点
マンジャロは、近年、肥満や過体重の成人(糖尿病のない方)を対象とした臨床試験において、その安全性と有効性が評価されています。2022年に世界的な医学雑誌で発表されたSURMOUNT-1試験があります。この研究で肥満または過体重の健康な成人を対象に、マンジャロの週1回投与による体重減少効果と安全性が検討されました。この研究では、マンジャロの投与により有意な体重減少が認められました。主な副作用は消化器症状(悪心、下痢、便秘)であり、ほとんどが軽度から中等度でした。これらの結果から、これらの試験では、肥満・過体重の方における体重減少効果と安全性が検討され、報告されています。ただし、これらは主に一定期間の臨床試験での結果であり、健康な方が長期に使用した場合の安全性はまだ十分には確立されていません。マンジャロは国内では2型糖尿病の治療薬として承認された薬で、体重管理を目的とした使用は保険適用外の自費診療です。
マンジャロの副作用
マンジャロはかなりのダイエット効果がありますが、一方で副作用も報告されています。以下のような副作用が報告されています。
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悪心(吐き気):発生率12%~24%
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下痢:12%~22%
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嘔吐:2%~13%
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便秘:約20%
- 不安やうつの悪化:約1%
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注射部位の赤みやはれ、しこり:発生率は不明です
副作用は胃腸症状が多く投与初期に多く見られますが、時間の経過とともに軽減する傾向があります。また、重篤な副作用として低血糖、膵炎(発生率0.2%)、胆石(発生率0.6%)、腸閉塞、腎機能障害、精神神経症状、脱毛(日本の副作用には記載がありませんが米国の報告では一過性体重減少によるものなのか脱毛が報告されています)、視神経障害(非常に稀でまだ関連性が証明されている訳ではありませんが発生率0.01%ほどの報告例があります)、甲状腺がん(動物実験レベルで報告があり人での甲状腺がんとの因果関係はまだ証明されていません)があります。不妊を心配される方がいらっしゃいますが不妊の原因にはなりません。ただ、逆に意図しない妊娠が増える可能性が報告されています。避妊失敗のリスクが高まる可能性がありマンジャロを使用する際にはしっかりとした避妊が必要です。これまで述べた副作用があった場合には治療中止に至ることもあります。薬を続けられずに中止する方が全体の4~7%いると報告されています。
なお、吐き気止めなど副作用に対するお薬を当院で処方する場合は、マンジャロと同じく自費(保険適用外)となります。ドラッグストアで購入できる市販薬で対応できる場合には、その選択肢もあわせて正直にご案内します。ただし、強い腹痛が続く・嘔吐が止まらない・水分が取れないなど症状が強いときは、市販薬で様子を見ず、必ずご相談ください。
マンジャロが使用できない方
使用が推奨されない方は以下の通りです。項目が多いかもしれませんが当院では責任をもってきちんと管理する上でこちらの確認をお願いしております。
処方できる方(まとめ):下記の「マンジャロが使用できない方」に当てはまらない、18歳以上の方が対象です。当てはまらない場合でも、対面の診察で体の状態を確認し、最終的には医師が処方の可否を判断します。
- マンジャロを以前使用してアレルギーのある方:再度アレルギー反応が出る恐れがあります
- 妊娠中または妊娠を計画している方:動物実験において胎児への影響が報告されており、妊娠中の使用は推奨されません。妊娠を計画している場合は、使用前に医師と相談してください。
- 授乳中の方:マンジャロが母乳中に移行するかは不明であり、授乳中の使用は推奨されません。
- 糖尿病にて複数の治療約を使用されている方:すでに複数の糖尿病の薬を飲んでいる方は低血糖のリスクが高まるため治療できません。
- 小児の方:当院では18歳の成人以上の方でしか処方を行いません。
- ピルやワーファリンを内服中の方:内服は可能ですが薬剤の効果が弱まるおそれがあり投与を推奨しません
- 膵炎や大きな腹部手術、腸閉塞の既往がある方:発生する可能性が稀ですがあるため治療できません。
- 甲状腺髄様癌や多発性内分泌腺腫症2型(MEN 2)の病歴がある方:動物実験では甲状腺髄様癌のリスクを高める可能性があると報告があります。
- 視神経疾患を有する方:視神経障害との報告が稀(0.01%)ですがあるため、糖尿病性視神経障害や視神経炎など視神経疾患のある方には使用できません。
- 重度の胃腸障害を有する方:チルゼパチドは胃排出を遅延させる作用があり、胃腸が弱い方には注意が必要です。
- 精神疾患をお持ちの方:うつ病をはじめとする精神疾患をお持ちの方には処方できません。
- 過剰なダイエットを希望される方:低体重/低栄養症候群のリスクとなるためBMIが「やせ」の方には処方できません。
金額について
マンジャロは自由診療となり、保険適用外です。当クリニックでは、以下の料金で提供しております。別途に診察料や処方箋料など追加料金はかかりません。
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マンジャロ2.5mg(1本、1週間分):4,500円(税込)※4本18,000円
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マンジャロ5mg(1本、1週間分):7,000円(税込)※4本28,000円
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マンジャロ7.5mg(1本、1週間分):10,000円(税込)※4本40,000円
- マンジャロ10mg(1本、1週間分):13,500円(税込)※4本54,000円
- 血液検査(希望者のみ):5,000円(税込)
注射が心配な方のために内服治療としてのリベルサスもご用意しています。こちらはGLP-1受容体作動薬で唯一の内服薬です。胃腸症状などの副作用がマンジャロより少ないため注射に不安のある方にお勧めです。
- リベルサス3mg(30錠):8,000円(税込)
- リベルサス7mg(30錠):18,000円(税込)
担当医師について
診療を担当する院長の中島義之医師は内科医療を含む約15年以上の診療経験を積んでおり、内科認定医、プライマリ・ケア指導医、救急科専門医の資格を保有しています。これまで多数の患者様の健康を守ってきた知識と技術を生かし、マンジャロ注射による減量治療をサポートします。また院長自身にマンジャロ注射の使用経験があり、注射の手技や副作用の感じ方を実体験として知っています。その経験を基に、患者様の立場に寄り添った丁寧な説明を心がけています。
よくある質問
Q1:マンジャロは誰でも使用できますか?
A1:成人の方が対象ですが、持病や他の薬を服用中の方は医師にご相談ください。また上述の使用が推奨されない方には当院では処方を行えないことがあります。
Q2:注射は痛いですか?自分で注射を打てるか心配です
A2:わずかな痛みはありますが通常の針より非常に細く出血することも少ないです。注射の場所は太ももかお腹に打ちます。注射後のばんそうこうも不要なことが多く、ほとんど傷跡もありません。注射手順も簡単です。 当院では初回注射前にキットで練習していただきます。参考までに注射の打ち方の動画のリンクがこちらになります。もし注射が不安な方は内服薬のリベルサス(GLP-1受容体作動薬)をご検討ください。
Q3:治療期間はどれくらいで出てきますか?
A3:個人差がありますが、3~4か月で効果を感じる方が多いです。目標体重に達した後は、医師と相談の上、治療の中止や継続を決定します。
Q4:リバウンドの心配はありますか?
A4:使用を続けている間は体重が維持されやすいとの報告があります。ただ薬を中止した後はリバウンドを起こす可能性があります。マンジャロを使用するとともに、食事や運動などの生活習慣の改善を継続することが重要です。あくまでマンジャロは一時的なサポートであって大事なのは普段の生活習慣の改善だと考えます。
Q5:注射が不安なのですが飲み薬のリベルサスでも効きますか?
A5:内服薬のリベルサス(GLP-1受容体作動薬)でも効果が期待できます。ただ注射のマンジャロよりは効果が落ちます。注射や副作用が心配な方はこちらから希望される方も多くいらっしゃいます。
Q6:マンジャロはダイエットには国内未承認医薬品と聞きましたが使用してもよいのですか?
A6:マンジャロは2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に保険適用で承認されています。肥満治療目的での処方は国内でまだ承認されていません。そのため万が一、吐き気など何らかの副作用が出た場合でも保険診療で治療ができず、どのクリニックで処方を受けても自費での診療となります。胃腸症状の副作用が比較的出やすいためなにか症状があれば市販薬を購入していただいてもよいと思います。また副作用が出現しても国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となり国や当院でも補償などできません。ただ、海外ではダイエット治療薬として流通しており、日本でもマンジャロと同じ成分の注射製剤であるゼップバウンドが大学病院などでの処方に限られますが肥満に対して適応が通っております(ゼップバウンドは当院では処方できません)。
Q7:マンジャロは糖尿病の薬なのにダイエットに使用して大丈夫なのですか?
A7:糖尿病のない方に使用をすることで糖尿病患者に比べて副作用が多くなるというデータはありません。肥満の方に対してマンジャロを使用した海外のデータでは糖尿病の方に薬を使用した場合と副作用の出現頻度は大きく変わらないか少ないという結果でした。薬の為、前述した副作用が出る可能性はあります。当院の院長もマンジャロの使用経験があります。ただ、もしマンジャロの供給が一時的に不安定となった場合には糖尿病の患者様への使用を優先し、自由診療でのマンジャロの処方を制限する可能性があります。
Q8:マンジャロを長く使用することで体に異常が起こりますか?
A8:マンジャロは米国で糖尿病治療薬として販売が開始されたのが2022年、肥満治療薬として認証されたのが2023年という新しい薬です。そのため長期使用での有害事象についてはすべてがわかっているわけではありません。現状1年以上の長期使用では副作用の胃腸症状以外では重症な有害事象の増加は報告されていません。一方で最近「マンジャロ注射をやめられない」、というSNSでの投稿を目にしますが習慣性・依存性を生じるという報告は、現時点ではありません(医学的な薬物依存とは異なります)。しかし注射をやめた時の生活習慣が改善しなければ体重はまた増えてしまいますので結果注射をずっと続けてしまう、ということは考えられます。当院としても高価な薬なので長期使用を推奨したいわけではありません。注射を使用している間にご自身の生活習慣を見つめなおし、マンジャロの使用は短期間にするようにしましょう。
Q9:どこで買えますか?
A9:当院では対面診療でしっかりとメリットとデメリットを説明し、ご理解いただいた方のみに処方を行っております。医師の診察なしでの処方は行っておりません。ご希望の方は当院にお越しください。予約はこちら
Q10:支払方法は?
A10:当院では現金のみの取り扱いとなっております。クレジットカードなどの決済システムはございません。ご了承ください。
まとめ
マンジャロは、臨床試験で肥満・過体重の方の体重減少が報告されている薬ですが、国内では2型糖尿病の治療薬として承認された薬で、体重管理を目的とした使用は保険適用外の自費診療です。体重減少がみられることがありますが、その反面なんとなく続けてしまう、では悪い習慣となってしまいます。きちんと体重目標、やめるタイミングを考えた上で使用を開始するようにしましょう。使用に不安や罪の意識を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。薬を使用することが悪いのではありません。メリットだけを前面にするのではなくきちんと副作用が起こる可能性も理解していただき、ご本人の目指すゴールを考えてうまく利用してください。安いお薬ではないので不安もあると思います。相談されたい方は当院にお越しください。
マンジャロによる医療ダイエットをご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。
診察はウェブ予約(下記)から可能です。予約が空いていない場合には直接お越しください。
関連ページ
参考文献:
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Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity. New England Journal of Medicine. 2022. https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2206038nejm.org+1en.wikipedia.org+1
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Tirzepatide (Mounjaro®, Zepbound®) - MotherToBaby. NCBI Bookshelf. 2024. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK605070/ncbi.nlm.nih.gov+3ncbi.nlm.nih.gov+3drugs.com+3
-
Tirzepatide: Uses, Dosage, Side Effects & Warnings. Drugs.com. 2025. https://www.drugs.com/tirzepatide.htmldrugs.com
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Tirzepatide Contraindications Comprehensive Guide for Safe Usage. HydraMed. 2024. https://hydramed.com/blog/tirzepatide-contraindications-and-who-should-avoid-ithydramed.com
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What to Know Before Taking Obesity Drugs While on Birth Control. Health.com. 2023. https://www.health.com/mounjaro-birth-control-side-effect-8374329health.com
追加:
未承認医薬品等(異なる目的での使用)
マンジャロ、リベルサス錠は、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
国内の承認医薬品等の有無
マンジャロと同成分の注射製剤であるゼップバウンドが、肥満症の治療薬として国内で承認されています。ただし、こちらは大学病院などで著明な肥満の方や生活習慣病などを合併している場合など保険適応での処方の条件が限られております。当院からの大学病院への紹介などは行っておりません。
諸外国における安全性等に係る情報
マンジャロの有効成分であるチルゼパチドは、体重管理(肥満)を目的とした使用が、米国および欧州連合(EU)で承認されています。
- 米国:同一成分の注射剤「ゼップバウンド」が2023年11月8日にアメリカ食品医薬品局(FDA)により承認されています(BMI30以上の肥満、またはBMI27以上で体重に関連する健康障害を1つ以上お持ちの成人の、慢性的な体重管理)。
- 欧州(EU):「マンジャロ」の販売名のまま、BMI30以上、またはBMI27以上30未満で体重に関連する併存疾患を1つ以上お持ちの成人の体重管理(減量および体重維持)の適応が承認されています。
ただし、これらはいずれもBMIなどの基準を満たす方に対する「肥満症の治療」としての承認です。美容・痩身を目的とした使用は、米国・EUを含めどの国でも承認されていません。また、上記のBMIなどの数値は各国の承認内容であり、当院の処方の基準を示すものではありません。
米国の添付文書(ゼップバウンド)には、次のリスクが記載されています。
- 最も重い警告(添付文書の冒頭に枠で囲んで記載されるもの):ラットでは、用量と投与期間に応じて甲状腺C細胞腫瘍が発生することが確認されています。ヒトで甲状腺C細胞腫瘍(甲状腺髄様がんを含む)を起こすかどうかは分かっていません。
- 禁忌(米国):本人またはご家族に甲状腺髄様がんの既往がある方、多発性内分泌腫瘍症2型(MEN2)の方、成分に重篤な過敏症のある方。なお欧州(EU)の添付文書では、禁忌は成分への過敏症のみとされています。ただし当院では、このページの「マンジャロが使用できない方」に当てはまる方には処方を行いません。
- 重大な副作用:重い胃腸の症状(吐き気・嘔吐・下痢が続くもの、腸閉塞を含む)、急性膵炎、胆のうの病気、重い過敏反応、低血糖(インスリン・SU薬との併用時)、脱水による急性腎障害、糖尿病網膜症の悪化、自殺念慮・自殺行動、全身麻酔や深い鎮静を伴う検査・手術のときの肺への誤嚥など。内視鏡や手術のご予定がある方は、必ず事前にお申し出ください。
- 頻度の高い副作用:吐き気、下痢、嘔吐、便秘、腹部の不快感・痛み、消化不良、注射部位の反応、疲労感、げっぷ、脱毛、胃食道逆流症。
副作用の報告は、米国(FAERS)・欧州(EudraVigilance)の市販後報告制度で継続的に収集・評価され、公表されています。使用者数については、各国の規制当局が実際の使用人数を集計して公表したものを当院で確認できていないため、正確な人数をお示しできません。人数に代えて、上記の承認年月日と、各国の添付文書に記載された副作用、および市販後の副作用報告制度の内容をお示ししています。ご不明な点は診察の際にお尋ねください。
なお日本国内では、「マンジャロ」という販売名で承認されているのは2型糖尿病の治療であり、肥満・ダイエット目的での使用は承認されていません。同じ有効成分(チルゼパチド)は肥満症の治療薬「ゼップバウンド」として国内でも承認されていますが、処方の条件が限られます(このページの「国内の承認医薬品等の有無」をご覧ください)。上記の米国・EUの承認は、当院が自費診療として行うマンジャロの処方が日本国内で承認されていることを意味するものではなく、海外で承認されていることが安全性を保証するものでもありません。当院での体重管理を目的としたマンジャロの処方は、保険適用外の自費診療です。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
