糖尿病
竹ノ塚駅前クリニック 内科小児科皮膚科では、足立区で糖尿病の治療・健診後の相談を承っています。竹ノ塚駅東口から徒歩3分、ヤマダデンキ足立竹の塚店の近くにございます。足立区竹の塚・西新井・保木間・伊興エリアはもちろん、草加市・八潮市近隣からもご来院いただいています。
糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が高い状態が続く病気です。血糖が高い状態が続くと血管に負担がかかり、脳・心臓・腎臓・目・神経などに合併症が起こりやすくなります。怖いのは、初期はほとんど症状が出ないことが多い点です。健診で指摘されても「まだ大丈夫」と放置されやすく、気づかないうちに進行してしまうことがあります。
2024年5月に「糖尿病診療ガイドライン2024」が発刊され、さらに2024年11月には実用書「糖尿病治療ガイド2024-2025」が発行、2025年4月には「糖尿病標準診療マニュアル2025」も公開されました。食物繊維の活用・GIP/GLP-1受容体作動薬・2型糖尿病薬物療法アルゴリズム第2版など、糖尿病治療は新しい段階に入っています。当院はこれらの最新情報に基づき、無理なく続けられる治療をご提案します。
- アクセス:東武伊勢崎線 竹ノ塚駅 東口 徒歩3分(足立区竹の塚6-11-1 T・キューブ1階)
- 対象:健診で血糖・HbA1cを指摘された方/糖尿病予備群(境界型)の方/治療中の方のフォロー・薬の調整
- 受診時にあると良いもの:健診結果、お薬手帳、有効期限内のマイナンバーカードまたは資格確認書
足立区・竹ノ塚で糖尿病の相談が多い理由(よくある受診パターン)
- 健診で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」「糖尿病予備群」と指摘された
- のどが渇く・トイレが近い・体重が減ってきた
- 家族に糖尿病の方がいて、自分も心配になった
- 糖尿病と言われているが、仕事が忙しくて通院が途切れがち
- 今の薬で血糖値が安定しない/副作用が心配
- 高血圧・脂質異常症もあり、まとめて管理したい
印象として、仕事が忙しい40・50代の方が多く、仕事を優先してクリニック受診が遅れたり、健診結果をしっかり確認されていない方が目立ちます。仕事のために健康が損なわれては本末転倒です。健診で血糖値を指摘された方は、様子を見ずに早めにご相談ください。
糖尿病とは(1型・2型)
糖尿病は「血糖が高い状態が続く」病気です。血糖が高いままだと血管が少しずつ傷つき、長い時間をかけて合併症が進行します。
1型糖尿病
インスリンを作る力が低下し、体内のインスリンが不足するタイプです。急に強い口渇、体重減少、だるさなどが出ることがあり、インスリン注射が必要になるケースが多いため、早めの診断と治療が重要です。
2型糖尿病
インスリンが出ていても効きにくい(インスリン抵抗性)、またはインスリン分泌が追いつかないことで血糖が上がるタイプで、日本では多くの方が2型です。治療は生活習慣(食事・運動)を基本に、必要に応じて飲み薬・注射薬を組み合わせます。
※どちらのタイプかで治療方針が変わるため、血液検査などで総合的に評価します。
原因・リスク(「甘いものだけ」が原因ではありません)
糖尿病は「甘いものを食べたからなる」という単純な病気ではありません。体質(遺伝的な要因)に加えて、生活習慣や体重、内臓脂肪、運動量、喫煙、睡眠などが重なって起こりやすくなります。
- 体重増加・内臓脂肪が多い
- 運動不足
- 睡眠不足・不規則な生活
- 喫煙
- 家族に糖尿病の方がいる
- 健診で血糖やHbA1cを指摘されたことがある
糖尿病の症状(初期は「無症状」が多い)
糖尿病は初期に症状がないことが多いです。進行すると、次のような症状が出ることがあります。
- のどが渇く(多飲)
- 尿の回数・量が増える(多尿)
- 体重が減る
- だるさ、疲れやすさ
- 目がかすむ
- 手足のしびれ、足の感覚が鈍い
注意:強い口渇、吐き気、意識がぼんやりする、呼吸が苦しい、動けないほどの脱力などがある場合は緊急性があることがあります。早めに救急受診をご検討ください。
合併症(最も大切なのは「予防」です)
糖尿病で重要なのは、合併症を防ぐことです。高血糖が続くと血管や神経が傷つき、次のような問題が起こりえます。
- 大血管障害:脳梗塞、心筋梗塞など
- 腎臓:腎機能低下(進行すると透析が必要になることがあります)
- 目:網膜症(視力低下の原因になります)
- 神経:しびれ、感覚低下
- 足:傷に気づきにくい・治りにくい、感染や潰瘍(重症化すると壊疽リスク)
ただし、糖尿病と診断されたから必ず合併症になるわけではありません。早めに見つけて、適切な治療で血糖をコントロールすることで、合併症のリスクを下げられます。
検査・診断基準(血糖値・HbA1c)
糖尿病の評価には血液検査が必要です。代表的には血糖値とHbA1cを確認します。
糖尿病型の診断基準(以下のいずれか)
| 検査項目 | 糖尿病型と判定される値 |
|---|---|
| 空腹時血糖 | 126 mg/dL 以上 |
| OGTT 2時間値 | 200 mg/dL 以上 |
| 随時血糖 | 200 mg/dL 以上 |
| HbA1c | 6.5% 以上 |
※空腹時採血が必要な検査がある場合、目安として「水・お茶(無糖)は可、それ以外は12時間以上摂らない」状態で来院いただくことがあります(検査内容により異なります)。
当院では、血液検査の結果は原則1週間程度でご説明します。健診結果をお持ちの方は、受診時にご持参ください。
治療目標(糖尿病診療ガイドライン2024対応)
血糖コントロールの目標は、患者さんの年齢・罹病期間・合併症・低血糖リスクなどを考慮して個別に設定します。画一的な目標ではなく、それぞれの方に合った現実的な目標を一緒に決めていきます。
| 目標 | HbA1c値 | 該当する方 |
|---|---|---|
| 血糖正常化を目指す | 6.0% 未満 | 食事・運動療法だけで達成可能、または薬物療法でも低血糖などの副作用なく達成可能な方 |
| 合併症予防 | 7.0% 未満 | 一般的な目標値(対応血糖値:空腹時130mg/dL未満、食後2時間180mg/dL未満) |
| 治療強化が難しい場合 | 8.0% 未満 | 低血糖などの副作用や、その他の理由で治療の強化が難しい方 |
※高齢者の方は、フレイル・認知機能・ADL・低血糖リスクなどを踏まえて目標を個別に設定します。
当院での診療の流れ(初診〜治療開始)
1. 初診
健診結果、既往歴、生活習慣、服薬状況(お薬手帳)を確認します。体重・血圧の推移や、食事・運動・睡眠・仕事の状況を丁寧にうかがいます。
2. 検査
- 血液検査(血糖・HbA1c・肝機能・腎機能・脂質・電解質など)
- 尿検査(尿糖・尿蛋白・尿中アルブミンなど)
- 心電図(必要に応じて)
- 検査結果の説明は原則1週間程度
3. 生活習慣の改善
治療の基本は生活習慣です。いきなり「厳しい制限」をするのではなく、続けられる形に落とし込みます。
- 食事:量(摂取エネルギー)とバランス、食べ方を整える
- 食物繊維の摂取(糖尿病診療ガイドライン2024で水溶性食物繊維の有用性が新たに強調)
- 運動:可能な範囲で継続(まずは歩行などから)
- 睡眠:不足や不規則を改善
- 禁煙:血管リスクを下げるため重要
実行しやすいポイント例:
- 「野菜・たんぱく質 → 炭水化物」の順に食べる
- 早食いを避け、よく噛んでゆっくり食べる
- まずは「毎日10分」など、続けられる運動から始める
4. 薬物療法(飲み薬・注射薬)
初期段階では生活習慣の見直しだけで良い場合もあります。一方で、数値が高い場合や合併症リスクが高い場合には、早期から薬を併用することがあります。
糖尿病診療ガイドライン2024では、2型糖尿病の薬物療法アルゴリズム(第2版)が示され、ビグアナイド薬(メトホルミン)・SGLT2阻害薬・GLP-1受容体作動薬・GIP/GLP-1受容体作動薬・DPP-4阻害薬・スルホニル尿素薬など、多様な選択肢があります。
体重・腎機能・心血管リスク・低血糖リスク・生活スタイルを踏まえて、無理なく続けられる処方を行います。
よくある質問(FAQ)
Q1. 糖尿病は何科を受診すればいいですか?
糖尿病は内科で診療します。当院は竹ノ塚駅東口徒歩3分の内科で、足立区の方を中心に糖尿病の治療・管理を行っています。高血圧や脂質異常症など他の生活習慣病もまとめて管理できます。
Q2. 健診で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と言われました。すぐ受診すべきですか?
放置せず早めの受診をおすすめします。健診結果を確認し、追加で必要な検査や、食事・運動の改善ポイントを整理できます。受診時は健診結果用紙とお薬手帳(あれば)をご持参ください。
Q3. 糖尿病の初期症状はありますか?
初期は症状がないことが多いです。進行すると、のどの渇き(多飲)、尿が増える(多尿)、体重減少、だるさ、視界がかすむ、手足のしびれなどが出ることがあります。健診で指摘された方は症状がなくても早めにご相談ください。
Q4. 糖尿病と診断されたら、食事制限はとても厳しいですか?
「好きなものを一切食べてはいけない」という形にはしません。続けられる形で、量・バランス・食べ方を整えることが大切です。外食が多い方、仕事が不規則な方も、実行可能な方法を一緒に考えます。
Q5. 糖尿病予備群(境界型)と言われました。治療は必要?
予備群は将来の糖尿病や合併症リスクを下げるための重要なタイミングです。血糖・HbA1cだけでなく、体重・血圧・脂質なども含めて整理し、何から変えると効果が出やすいかを明確にしましょう。
Q6. 薬はいつから必要になりますか?
生活習慣の改善だけで良い場合もありますが、数値が高い場合や合併症リスクが高い場合は早期に薬を併用することがあります。体質・腎機能・低血糖リスク・体重変化の希望などを踏まえて薬を選択します。
Q7. インスリン注射が必要になるのが不安です。
1型糖尿病ではインスリンが必須になることがあります。2型でも状態によって一時的に必要になる場合がありますが、必要性・方法・生活への影響を丁寧に説明し、無理のない形で進めます。専門的な治療が必要な場合は適切な医療機関へ紹介します。
Q8. 糖尿病の治療費はどれくらいかかりますか?
保険診療(3割負担)の場合、初診で3,000〜5,000円程度(検査内容による)、再診・投薬ありで1,500〜3,000円程度が目安です。治療内容により変動しますので、詳細は受診時にご説明します。
Q9. 初診で何を持っていけばいいですか?
有効期限内のマイナンバーカードまたは資格確認書、健診結果(ある場合)、お薬手帳(服薬中の方)をお持ちください。
Q10. 足のしびれ・タコ・小さな傷が気になります。受診すべき?
糖尿病では足の感覚が鈍くなり、傷に気づきにくく治りにくいことがあります。小さな変化でも早めの相談が重要です。赤み・腫れ・膿・黒ずみ、強い痛み、治りにくい傷がある場合は早めに受診してください。
Q11. 通院頻度はどれくらいですか?
初期は状態把握と生活改善の定着のため、比較的短い間隔でフォローすることがあります。血糖が安定してきたら、状態に応じて間隔を調整します。
Q12. 家族に糖尿病がいます。予防のために受診できますか?
可能です。健診結果の確認や血糖・HbA1cの測定、生活習慣の見直しポイントの整理など、予防目的の相談も受け付けています。関連ページ:高血圧/高コレステロール血症/足立区特定健診もあわせてご確認ください。
対応エリア(足立区・近隣)
足立区(竹の塚・西新井・保木間・伊興・六町・舎人・谷在家・花畑)、草加市(草加・谷塚・松原)、八潮市近隣にお住まいの方にご来院いただいています。
クリニック情報
- 院名:竹ノ塚駅前クリニック 内科小児科皮膚科
- 院長:中島 義之(プライマリケア認定医/内科認定医/救急専門医)
- 住所:〒121-0813 東京都足立区竹の塚6-11-1 T・キューブ1階
- アクセス:東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」東口 徒歩3分(ヤマダデンキ足立竹の塚店近く)
- 電話:03-5831-5755
診療時間
| 曜日 | 午前 | 午後 |
|---|---|---|
| 月曜〜金曜(木曜を除く) | 9時00分〜13時00分 | 15時30分〜18時30分 |
| 土曜 | 9時00分〜12時00分 | 13時00分〜15時00分 |
| 休診日 | 木曜・日曜・祝日 | |
受診時は、健診結果、お薬手帳、有効期限内のマイナンバーカードまたは資格確認書をお持ちいただくと診療がスムーズです。
参考文献
- 日本糖尿病学会:糖尿病診療ガイドライン2024(第7版)
- 日本糖尿病学会:糖尿病治療ガイド2024-2025(2024年11月発行)
- 日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会:糖尿病標準診療マニュアル2025(第21版)
- Minds:糖尿病診療ガイドライン2024
- 国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター
- 厚生労働省 e-ヘルスネット:糖尿病
最終更新日:2026-04-23
