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風邪

風邪(かぜ)は、私たちの日常生活の中でよく見られる病気であり、多くの方が一度は経験します。一般的には発熱、のどの痛み、鼻水、せきなどの症状が現れます。

医学的には、風邪はウイルス感染によって起こる上気道の炎症であり、多くの場合は特別な治療を行わなくても自然に回復することが特徴です。

ただし、「本当に風邪なのか」「他の病気ではないか」と不安に感じる方も多く、症状によっては医療機関での診察が必要になる場合もあります。

原因

風邪は、ウイルス感染によって引き起こされます。代表的なウイルスには、ライノウイルス、コロナウイルス(一般風邪)、RSウイルス、アデノウイルスなどがあります。

季節の変わり目や寒暖差、乾燥、疲労、睡眠不足などにより免疫力が低下すると、風邪を引きやすくなります。

典型的な風邪の症状の進行は、まず発熱、のどの痛み、全身のだるさから始まり、その後に鼻水や鼻づまり、最後にせきが出てくることが多いです。

症状

風邪の代表的な症状は以下の通りです。

  • 発熱
  • のどの痛み
  • 鼻水・鼻づまり
  • せき
  • 全身のだるさ

のどの痛み・鼻水・せきの3つが同時に出ている場合は、典型的な風邪の可能性が高いと考えられます。ただし症状の出方や強さは個人差があり、同じウイルスでも大きく異なります。

検査

風邪は通常、特別な検査を必要としません。しかし、以下のような場合には他の感染症との鑑別のため検査を行うことがあります。

  • 高熱が続く場合
  • 症状が強い・長引く場合
  • インフルエンザや新型コロナなどが疑われる場合

当院では、インフルエンザ、溶連菌、マイコプラズマ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスなどの検査が可能です。

PCR検査(NEAR法)や抗原検査も実施しており、結果は当日30分〜1時間程度で判明します。

診断

風邪の診断は、問診と診察を中心に行い、必要に応じて検査を組み合わせて総合的に判断します。

現在は新型コロナウイルス感染症との区別が重要であり、症状のみでの判断が難しい場合もあります。

治療法

風邪には特効薬はありません。風邪はウイルスによる病気であり、体の免疫によって自然に回復するのが基本です。

そのため、処方される薬は症状を和らげるための対症療法となります。

  • 解熱鎮痛薬(発熱・痛み)
  • 咳止め
  • 鼻水の薬

なお、抗生物質は細菌感染に対する薬であり、風邪(ウイルス)には効果がありません。風邪に対して抗生物質を安易に使用すると、将来的に薬が効かなくなるリスク(耐性菌)につながるため注意が必要です。

抗生物質が必要になるのは、一部の扁桃炎、中耳炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、肺炎などに限られます。

治癒期間は個人差がありますが、平均して大人で約5日、子どもで約10日程度です。ただし、咳だけ1ヶ月ほど続くこともあります。

自宅での過ごし方

  • 十分な休養をとる
  • 水分をしっかり摂る
  • 無理のない範囲で食事をとる

基本的には、体を休めることが最も重要です。

受診の目安

以下のような場合は早めに医療機関を受診してください。

  • 息苦しさ・胸の痛みがある
  • 高熱が続く
  • 強いだるさやぐったり感
  • せきがひどい
  • 高齢者・乳幼児・持病がある方

また、一度受診後に症状が改善しない、または悪化する場合も再受診をおすすめします。

よくある質問

高熱だから重症ですか?

必ずしもそうではありません。発熱は体がウイルスと戦うための防御反応です。

解熱剤は使った方がいいですか?

つらい場合は無理せず使用して構いません。ただし、風邪を治す薬ではありません。

自宅でできる対処法はありますか?

水分補給と休養が最も重要です。

どのタイミングで受診すればいいですか?

判断に迷う場合は無理をせず受診してください。不安を解消することも大切です。

自然に回復することが多い風邪ですが、「本当に風邪なのか不安」という方も多いと思います。気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

参考資料

厚生労働省 抗微生物薬適正使用の手引き 第2版

小児科向けですが院長の動画も参考にどうぞ

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121-0813
東京都足立区竹の塚6-11-1 T・キューブ1階

東武伊勢崎線「竹ノ塚駅」東口3分

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