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マンジャロでダイエット|効果と痩せる仕組み

東京都足立区竹ノ塚でマンジャロによる医療ダイエットをお考えの方へ。マンジャロがなぜ痩せるのか、その効果と仕組みを医師が詳しく解説します。

執筆者:中島義之医師(竹ノ塚駅前クリニック内科小児科皮膚科 院長)
内科認定医、プライマリ・ケア指導医、救急科専門医
更新日:2026年1月


目次

  1. マンジャロとは?
  2. マンジャロで痩せる仕組み
  3. ダイエット効果はどのくらい?
  4. 効果が出るまでの期間
  5. 副作用について
  6. 安全に使うための注意点

マンジャロとは?

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、2型糖尿病の治療薬として開発された医薬品で、週に1回自己注射で投与します。アメリカの製薬会社イーライリリーが開発し、日本では2023年4月に発売されました。

マンジャロの特徴

マンジャロはGIP/GLP-1受容体作動薬です。GLP-1とGIPという2つのホルモンに同時に作用する点が特徴です。どのお薬が適しているかは診察でご相談ください。

特徴 内容
有効成分 チルゼパチド
作用機序 GIP/GLP-1受容体作動薬
投与方法 週1回の皮下注射
投与部位 お腹、太もも
保管方法 冷蔵保存(2〜8℃)

糖尿病治療薬から肥満治療薬へ

もともとは糖尿病の治療薬ですが、血糖値を下げるだけでなく、食欲抑制と満腹感の持続などにより体重を減らす効果も期待できることから、肥満症の治療薬としても注目されています。

高度な肥満の方限定ですが、同じ成分のゼップバウンドという薬が肥満症の治療薬として国内承認されています。


マンジャロで痩せる仕組み

マンジャロは、GLP-1とGIPの相乗的な作用によって、食欲抑制と満腹感の持続、血糖値のコントロール、脂肪代謝の改善から体重減少にアプローチします。

1. 食欲抑制と満腹感の持続

脳の満腹中枢に働きかける

マンジャロは脳の視床下部にある満腹中枢に作用し、自然に食欲を抑えます。「お腹が空かない」「少量で満足できる」という感覚が得られます。

胃の動きを緩やかにする

胃の内容物が腸へ送られるスピードを遅くすることで、少量でも満腹感が長く続き、間食や過食を防ぎます。この作用により、食後3〜4時間経っても空腹感を感じにくくなります。

2. 血糖値のコントロール

インスリン分泌を促進

血糖値が高いときにインスリンの分泌を促し、血糖値を安定させます。これにより脂肪を溜め込みにくい体質へと導きます。

血糖値スパイクを予防

食後の急激な血糖値上昇(血糖値スパイク)を抑えることで、脂肪合成を防ぎ、太りにくい体づくりをサポートします。

3. 脂肪代謝の改善

内臓脂肪を効率よく減らす

脂肪の分解を促進し、特に内臓脂肪やウエスト周りの脂肪を効率よく減らす効果が期待できます。

マンジャロの3つの作用まとめ

┌─────────────────────┐
│  マンジャロの作用  │
└─────────────────────┘
         ↓
┌─────────────────────┐
│ 1. 食欲抑制・満腹感 │
│    ↓               │
│  食事量が自然に減少 │
└─────────────────────┘
         ↓
┌─────────────────────┐
│ 2. 血糖値コントロール│
│    ↓               │
│  脂肪が溜まりにくい │
└─────────────────────┘
         ↓
┌─────────────────────┐
│ 3. 脂肪代謝の改善   │
│    ↓               │
│  内臓脂肪が減少    │
└─────────────────────┘
         ↓
    【体重減少】

特に食欲抑制と満腹感の持続の効果が体重減少に大きく寄与します。無理なく食事量を減らすことができ、ダイエットを継続しやすくなるのです。


ダイエット効果はどのくらい?

マンジャロの体重減少効果は、元の体重、投与量、投与期間、個人の体質によって異なりますが、複数の臨床試験で以下のような結果が報告されています。

日本人を対象とした臨床試験(SURPASS-J-mono試験)

対象:日本人の2型糖尿病患者(体重管理を目的とした試験ではありません)

用量 平均体重減少
マンジャロ 5mg 5.8kg
マンジャロ 10mg 8.5kg

海外の肥満患者を対象とした臨床試験(SURMOUNT-1試験)

対象:糖尿病のない肥満の成人/期間:72週間/食事・運動療法を併用

用量 平均体重減少率
マンジャロ 5mg 15.0%
マンジャロ 10mg 19.5%

※当院で処方しているのは2.5mg〜10mgです。上記は試験に参加した方の平均であり、効果のあらわれ方には個人差があります。

体重減少率で見ると

SURMOUNT-1試験では、以下の成果が報告されています。

  • 平均体重減少率:15%
  • 5%以上の減量達成率:85%
  • 10%以上の減量達成率:50%以上

当院での目安

クリニックの外来で「どのくらいの期間で何kg痩せるのか?」とご質問いただいた場合、以下のようにお伝えしています。

マンジャロ2.5mg 1ヶ月間、その後5mgを維持した場合

期間 体重減少率 60kgの方の場合 70kgの方の場合
3ヶ月 約3〜5% 1.8〜3kg 2.1〜3.5kg
6ヶ月 約7〜10% 4.2〜6kg 4.9〜7kg
6ヶ月以降 約10%以上 6kg以上 7kg以上

※個人差がありますので、あくまで目安です。

効果に影響する要因

投与量
一般的に、投与量が多いほど体重減少効果は強まります。まず2.5mgを週1回、4週間注射します。その後、副作用など問題なければ、5mgに増量して継続します。2.5mgのまま継続も可能です。

継続期間
減量効果のピークはおおよそ6〜9ヶ月後に見られることが多く、効果が安定します。医師の指示に従い、継続して使用することが大切です。

生活習慣との併用
効果を最大限に引き出すためには、適度な運動やバランスの取れた食事を組み合わせることが重要です。マンジャロだけに頼らず、生活習慣の改善を並行することが大切です。


効果が出るまでの期間

食欲抑制効果:1〜2週間

マンジャロ注射の血中濃度のピークは約24時間、5〜6日で作用が半減します。食欲がなくなる効果は、一般的に投与開始から1〜2週間以内に実感できることが多いです。

食欲の変化のあらわれ方には個人差がありますが、食事の量や間食が自然に減る形で実感されることが一般的とされています。

体重減少効果:1〜3ヶ月

上記の臨床試験でもそうでしたが、多くの方は1〜3ヶ月で体重が減少してきます。

効果を実感しやすい方の特徴

✓ 医師の指示通りに継続している
✓ 規則正しく週1回注射している
✓ 食事内容に気を配っている
✓ 適度な運動を取り入れている
✓ 十分な睡眠を確保している


副作用について

マンジャロは効果が期待できる一方で、副作用も起こりうるため、医師の指導のもとで慎重に使用することが重要です。

よく見られる副作用(消化器系)

以下の症状は治療の初期や用量が増えた際に起こりやすく、体が薬に慣れると軽減されることが多いです。

副作用 発生率 特徴
吐き気・気持ち悪さ 12〜24% 投与初期に多い
下痢 12〜22% 軽度〜中等度が多い
便秘 約20% 水分摂取で改善
腹痛 5〜10% 一時的なことが多い
嘔吐 2〜13% 食後に起こりやすい
消化不良 5〜8% 胃もたれ感
食欲不振 3〜5% 過度な場合は相談を

まれだが重要な副作用

以下の症状が現れた場合は、速やかに医師に相談してください。

低血糖

  • 単独使用ではリスクは低い
  • 他の糖尿病薬との併用時は注意が必要
  • 冷や汗、動悸、手の震え、強い空腹感などの症状

急性膵炎(0.2%)

  • 強い腹痛(特に上腹部)
  • 持続的な嘔吐
  • 背中への放散痛

胆嚢炎・胆石(0.6%)

  • 右上腹部の痛み
  • 発熱
  • 吐き気・嘔吐

その他のまれな副作用

  • 注射部位の赤みやかゆみ
  • 視神経障害(0.01%、因果関係は不明)
  • 脱毛(一過性)
  • 精神神経症状(不安、うつの悪化 約1%)
  • 腎機能障害
  • 腸閉塞

副作用が心配な方のために、外来で血液検査を行うこともできます。お気軽にご相談ください。

副作用について


安全に使うための注意点

保険適用外(自由診療)

マンジャロは、日本では2型糖尿病の治療薬として承認されています。しかし、糖尿病患者さんではなく、体重管理・減量を目的とした使用は、保険適用外の自由診療となります。

医薬品副作用被害救済制度について

マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認されていますが、肥満症の治療薬としては未承認のため、ダイエット目的で使用中に副作用が発生した場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

当院の品質管理

竹ノ塚駅前クリニックでは、国内大手の医薬品卸業者から直接仕入れており、院内の冷蔵庫で適切に保管(2〜8℃)しております。品質管理を徹底しています。

医師の診察が必須

自己判断での使用はせず、必ず医師の診察を受けてから使用してください。


当院の診療内容

竹ノ塚駅前クリニック内科小児科皮膚科では、以下の料金で予約不要で処方しています。

マンジャロは自費診療のため、全国どこからでも受診いただけます。当院へは足立区内のほか、草加市・越谷市・八潮市・三郷市・川口市・葛飾区など近隣からお越しの患者さんもいらっしゃいます。

マンジャロの料金

用量 1本(1週間分) 4本セット(約1ヶ月分)
2.5mg 5,000円(税込) 20,000円(税込)
5mg 7,500円(税込) 30,000円(税込)
7.5mg 11,000円(税込) 44,000円(税込)
10mg 15,000円(税込) 60,000円(税込)

診察料は無料です。

マンジャロの費用

 

リベルサス(内服薬)の料金

用量 30錠(約1ヶ月分)
3mg 8,000円(税込)
7mg 18,000円(税込)

リベルサスの費用

 

その他の費用

  • 採血:5,000円(税込)※希望者のみ

よくある質問

Q1:マンジャロは本当に効きますか?

A1:臨床試験で効果が実証されています。

海外の大規模臨床試験(肥満症の成人が対象)では、平均15%の体重減少、85%の方が5%以上の体重減少を達成したと報告されています。ただし、効果には個人差があります。

Q2:どのくらいの期間で効果が出ますか?

A2:食欲抑制は1〜2週間、体重減少は1〜3ヶ月で実感できることが多いです。

効果のピークは6〜9ヶ月後に訪れることが一般的です。

Q3:副作用はどのくらいの確率で起きますか?

A3:消化器症状が最も多く、12〜24%の方に吐き気が見られます。

多くの場合、投与初期に起こり、時間とともに軽減します。重篤な副作用はまれです。

Q4:オゼンピックやウゴービとの違いは?

A4:作用するホルモンが異なり、効果や副作用のあらわれ方には個人差があります。詳しくは下記のとおりです。

マンジャロはGIPとGLP-1の2つのホルモンに作用する点が、GLP-1のみに作用するオゼンピックやウゴービとの違いです。海外の臨床試験の報告もありますが、効果や副作用のあらわれ方には個人差があり、どちらが適しているかは診察でご相談ください。

Q5:リバウンドしませんか?

A5:使用中のリバウンドは少ないですが、中止後は注意が必要です。

3年間の最低体重維持率は70%前後と良好です。ただし、薬を中止した後に生活習慣が改善されていないとリバウンドする可能性があります。

Q6:生活習慣の改善も必要ですか?

A6:はい、マンジャロと並行して生活習慣を改善することが重要です。

薬だけに頼るのではなく、バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせることで、より効果的に、そして維持しやすくなります。

Q7:注射は痛いですか?

A7:わずかな痛みはありますが、非常に細い針で出血も少ないです。

多くの方が「思ったより痛くない」と感じられます。初回は練習用キットで実技指導を行いますので、ご安心ください。

使用法はこちら

 

Q8:誰でも使用できますか?

A8:使用できない方もいらっしゃいます。

妊娠中の方、授乳中の方、精神疾患をお持ちの方、膵炎の既往がある方などは使用できません。診察時に詳しく確認させていただきます。

副作用はこちら

 


まとめ

マンジャロは、GIPとGLP-1という2つのホルモンに作用する医薬品です。海外で糖尿病のない肥満の成人を対象に行われた臨床試験(72週間・食事と運動の指導を併用)では体重減少が報告されていますが、対象となった方や使用量が異なれば結果も異なります。効果のあらわれ方には個人差があります。

マンジャロの特徴まとめ

食欲を自然に抑制し、無理なく食事量を減らせる
満腹感が持続し、間食が減る
✓ 海外臨床試験(糖尿病のない肥満の成人・72週間・5mg)で平均15%の体重減少が報告
海外臨床試験(肥満症の成人対象)で85%が5%以上の減量を達成
週1回の注射で継続しやすい
1〜3ヶ月で効果を実感できることが多い

使用前に知っておいていただきたいこと

吐き気・下痢・便秘などの消化器症状が起こることがあります。強い腹痛・持続的な嘔吐・背中に広がる痛みがあらわれた場合は、使用を中止してすぐに受診してください(急性膵炎・胆嚢炎などの可能性があります)。
✓ 体重管理・減量を目的とした使用は保険適用外の自由診療であり、肥満症の治療薬としては未承認のため医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

安全に使用するために

  • 必ず医師の診察を受ける
  • 定期的に通院する
  • 副作用に注意する
  • 生活習慣の改善を並行する
  • 目標達成後は計画的に終了する

マンジャロを使う場合も、薬だけに頼るのではなく、生活習慣の改善こそが最も重要です。当院では、医師が診察のうえ、お一人おひとりに合わせて体重管理をご相談しながらサポートします。


ご予約・お問い合わせ

竹ノ塚駅前クリニック内科小児科皮膚科

マンジャロによる医療ダイエットをご希望の方は、まずはお気軽にご相談ください。

関連ページ


参考文献

  1. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity. New England Journal of Medicine. 2022.
  2. SURPASS-J-mono試験:日本人糖尿病患者を対象としたマンジャロの臨床試験
  3. SURMOUNT-1試験:肥満患者を対象としたマンジャロの臨床試験
  4. マンジャロ®皮下注アテオス®添付文書. イーライリリー株式会社
  5. マンジャロ®皮下注アテオス®を使用される患者さんへ. イーライリリー株式会社

院長自身にマンジャロの使用経験があります。注射の手技や副作用の感じ方を実体験として知っているからこそ、患者様の立場に寄り添った丁寧な説明を心がけています(効果には個人差があります)。

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